時間 13:30~13:45/15:00~15:15
江戸時代 観梅に訪れた妙法寺の賑わいをイメージして、境内の庭を舞台に小作品「梅酒呑童子」(15分程)を上演いたします。
時は元禄。
梅の香に包まれた妙法寺は、旦那衆や芸者、家族連れで賑わっています。
そこへ、梅見を邪魔しようとする魔物が!
梅の精があらわれて、魔物を退治しようとしますが・・・?
皆さん2月13日(日)に妙法寺にお出かけください。
劇団紹介
劇団「横綱チュチュ」は、横浜市磯子区を中心に活動しているアマチュア劇団です。2002年に立ち上げた「TORORO座」をベースに、2003年、劇団「横綱チュチュ」としてスタートしました。現在、秋の本公演と春の小笑SHOW公演(皆さんの身近な会場でお芝居を観劇して楽しんでいただけるよう、コミュニティハウス、小学校、幼稚園、ケアプラザ等で巡回公演しております。また岩手県住田町で7年前から上演しております。)を中心に活動しています。「心があたたかくなる劇を届けます」をモットーに、地域に愛される劇団目指して頑張ってます。どうぞよろしくお願いします!
12:30~13:30/14:00~15:00
杉田で昔から親しまれてきた神様、恵比寿大黒 福寿の舞や、獅子舞の演舞・体験をお楽しみください。
獅子舞 演舞と体験
獅子舞は悪いものに噛み付き追い払う役だけでなく、「噛み付く」は「神が憑く」の縁起物として新しい事の初める時には獅子舞が昔から盛んに行われています。今回は獅子舞をお見せするだけでなく、お子様を中心に体験してもらうことで、コロナ退散を祈念したいと思います。たくさんのご参加お待ちしております。
恵比寿大黒福寿の舞のご紹介
恵比寿さまはあの有名なイザナギとイザナミの第一子として生まれた神様でしたが、3歳になっても立つことが出来ずに海に捨てられてしまいました。ところが生きる強さを持っていた恵比寿さまは釣りを覚えて生き延びました。その強さが認められて日本出身の神様として唯一七福神に選ばれた神様です。ビールのラベルから微笑みかけてくれる優しい神様で、大漁を祈念するし、杉田でも昔から親しまれたきた神様です。
そして大人気の神様に大黒様がいます。お寺でも僧侶の奥さんの事を大黒さんと呼ぶこともあり、親しまれています。日本の神話では読み方が一緒なことから大国主と一緒に考えられていて、ネズミに助けられた経験からいつもネズミを連れています。そして米俵に乗っていますが、あれは米にのった罰当たりな神様という事でなく、米を運んできてくれる宝授けの神様です。今回は恵比寿様が鯛を釣り、杉田の海の繁栄を祝い、大黒様が杉田の梅の豊作を祝う宝授けの舞を披露します。恵比寿は口を開けて笑い、大黒は口を閉じて笑っています。阿吽を現していて、2人が揃って舞う福寿の舞で杉田梅祭りの繁栄を祈念します。
NPO法人 里神楽・神代神楽研究会 代表 加藤俊彦
東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽囃子笛専攻に入学。『里神楽 加藤社中』を設立。「能管」「篠笛」の可能性を追求するため、和のリズムを取り入れた作曲で様々な楽器との共演にも力を入れる。日本に伝わる古典の響きのすばらしさや懐かしさ、クラシックの響きや、奥ゆかしさを取り入れて、より日本の音楽が世界に通じるように研究を重ねる。
横浜芸者ステージライブ 12:00~/14:30~(約30分程度)
江戸時代の浮世絵の再現と記念撮影 11:00~/13:30~(約30分程度)
横浜にちなんだ演目、「梅は咲いたか」 「せつほんかいな」 「奴さん」 「七福神」「野毛山節」「磯子小唄」「濵自慢」「かっぽれ」等、数曲をワンステージでご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに下さい。
「浜自慢」のご紹介
関東大震災で壊滅的な被害に遭った横濱港では海外との貿易は無理だと諦められ、神戸に移す話が出た時に資材を投げ打って横浜を救ったのが原三渓です。そして横浜の芸者を救おうとこの濱自慢と言う歌も作詞して復興博覧会や、様々なイベント、お座敷などで芸者に歌舞させました。ところがその原盤が戦後行方がわからなくなっていましたが、3.11の時に見つかり話題になりました。地震に対する原三渓の思いの強さを感じます。そしてその後途絶えていた横浜芸者もこの濱自慢の復元から復活へと繋がります。そんな原三渓のいる三渓園へ杉田の梅を船で贈ったという話が杉田に残っています。今度は杉田に原三渓に代わって濱自慢をお贈りさせていただきます。
「梅は咲いたか」踊り体験 お子様からどなたでもご参加下さい。
♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな なんてそこだけなんか聞いたことがあるなんていう歌の歌詞ですが、梅祭りにちなんで今回はこの梅は咲いたかの踊りを横浜芸者とやってみようというビックな企画を開催します。お子様からお年寄りの方までみんなで覚えて、杉田の梅祭りを未来に向けて盛り上げていけるイベントになることを期待しています。
時間 10:00~(30分程度)
今回は、ご縁があり、妙法寺での梅まつりに参加し宮大工の技、世界無形文化遺産を間近に体験していただけるようご披露させていただきます。
職人社会は男所帯なので、SDGs 職人ジェンダー平等としての女性の活動をしております。女将として長年宮大工たちを見続けて気が付いた事それは・・・素朴な宮大工職人の姿勢と精神、匠の技の継承には「日本人の道の真髄」が含まれていることに気付きました。この宮大工の技を日本の文化とともに伝えるため近年は地域の皆さまや子供たちそして世界各国へ向けて紹介する活動を女将として行っております。1000年以上継承され続ける宮大工の技を、まだ観たことがない地域の皆さまはたくさんおられると思います。文化とは「大勢の人々が触れられてこその文化」だと花升宮大工たちは常に感じております。この度披露する「宮大工組立茶室」はまさに宮大工の「技」と日本の文化の発祥である和室の「場」の真骨頂です。